利他1000カノン『うづめ挨拶』

利他1000カノン『うづめ挨拶』

【利他1000のうづめ挨拶】原稿をそのまま載せます。会場にいると思って読んで下さい(^^)。

 2017年11月5日《利他100》

●2018年12月2日《利他1000カノン》

利他1000うづめトーク

【主催者うづめ挨拶】

今日は、【『利他の心』で集う1000人!カノン上映会(通称『利他1000カノン』)】へお越し頂き、映画『カノン』を観に来て下さりありがとうございます。 本来なら私は観客席側に座っている人ですが、主催者側になりまして、 今日はこの様にラミューズドレスさんの衣装をお借りして舞台に立っております。 映画の中で三人姉妹がステージ衣装を着ていますが、ラミューズ様は大阪でステージ衣装を作っている会社です。そのご縁から、衣装をお借りして身に着けました。

実は私個人的にドレスを着たい理由があるのです。 チラシの裏にある漫画は私と父の一コマなのですが、まだ父と一緒に住んでいたころ、 アルコール依存症の父と、私の母は、大変仲が悪く喧嘩をしていました。 私が14歳の時に離婚をするのですが、 離婚するちょっと前の喧嘩で忘れられない言葉がありました。

母は言いました。「離婚してほしい」 父は言いました。「うづめのウェディングドレスを観るまでは嫌だ」 父のその言葉がずっと耳に残って離れません。

この利他1000カノンは数々の奇跡が起こっています。 父はもう亡くなっていますが、陰で助けてくれているんじゃないかと思っています。 断酒会にも何度かお邪魔させて頂きましたが、もーそこにいる方が皆お父さんに見えてしまう。 そういう不思議な感覚でした。 なので、もしかしたらお父さんも断酒会の仲間と一緒に見に来てくれているんじゃないかって思いたいのです。 そういう訳で、今日は目いっぱいのオシャレをさせて頂きました。 今日は、お父さんからの卒業です。 私の人生を歩く第一歩になると信じております。 皆様、どうぞ、見守っていて下さい。

それから、お母さんはアルコール依存症ではないですが、私が14歳の時から母子家庭になって、その後は益々家族崩壊に陥り、18歳の私はとうとう家出をしました。 私はずっと母から嫌われていると思っていましたし、私も母を嫌っていました。 しかし、つい最近、この何十年もあったわだかまりが、ものの5分で解消したのですが、 その話は長くなるので16:30からのうづめトークでお話させて頂きます。

そして、私は発達障害当事者なのですが、 なぜこのイベントをする事が出来たかお話します。 立命館には稲盛経営哲学研究センターの教育部門であるRITA LABOがあります。RITA LABOが開催する稲盛哲学の『利他の心』のイベントがあり、私がそのイベントに参加していました。 3回目の頃に、私がLITA LABOの方に「発達障害当事者が『利他の心』を取り入れたら面白そう」と言いましたら、「じゃあやろう!」という流れが起きて、【発達障害『利他の心』で集う自助カフェ(通称:利他カフェ)】というイベントが始まりました。 利他カフェは昨年4月から月に一度行ってきました。年に一度は一般参加の大きなイベントを企画し、昨年11月5日は【利他の心で集う100人対話】を行いました。 今年の今日はカノン上映会を1000人で行う事になりました。 しかし、規模が大きかったので、カノン上映会実行委員会を立ち上げて、大勢の仲間に助けられて企画運営しています。

この会の趣旨ですが、 カノン上映会実行委員会には、アルコール依存症の家族を持つ当事者うづめと、アルコール依存症病棟で働いていた元看護師さんが存在します。 この二人は、自分の趣旨を話し合ったときに、面白いことに気が付きました。 元看護師さんは「アルコール依存症患者の苦しみを社会が理解する事が大切だ」と訴えておりました。 うづめは、「社会はアルコール依存症を理解する訳がない。なぜなら社会では多くの人が苦しいからですよ」と訴えました。 そして、二人はバチバチしながら話し合いました。 元看護師さんは、いかに社会がアルコール依存症を受け入れていなくて、悲しい現実があるかを教えて下さいました。 うづめは「私がアルコール依存症の父親に共感できたのは、過去のアルコールでの経験を反省して、あれだけ大好きだったお酒を断って、断酒の仲間を作って一生懸命に生きていたことです」と言いました。「もしも、俺は病気だから仕方がないんだ、理解してほしい」なんて言ったら、私は理解出来なかったと思います。 元看護師さんは、よく考えた後に、「家族の目線に驚いた」と言い、それを伝えて欲しいといいました。

そして、どうしたらアルコール依存症とその家族の思いが社会の人たちに伝わるのだろうと考えました。社会の人たちも皆なにかしら辛さを抱えて生きている。だから、「どんな状況になったらアルコール依存症になるか」を伝えるなどして、社会に貢献する事が出来ると思いました。アルコール依存症当事者が一番、どうしたらアルコール依存症になるのかを知っているからです。  と言いながら、私は発達障害です。私は発達障害の理解者の中では話せますが、社会でこんなに話せないです。アルコール依存症を発達障害に変えても同じです。 なのでアルコール依存症の方も社会で伝える事はむつかしいのは分かります。

断酒会に行って思ったんですが、「一人で飲み始めたら危ない」「飲む量がいけなかった」「飲み方がいけなかった」と、言っておられる方が何人かいらっしゃいました。 実は20年ほど前に、私もアルコール依存症になりかけました。訳があってその時に『一人で飲まない』『悲しいお酒は飲まない』って決めました。それだけなのですが、たまに楽しく飲む程度ですし、今もアルコール依存症にはなっていないと思っています。

お酒は悪くない。私うづめはそう思います。 アルコール依存症の親を持つ子供は、アルコール依存症になりやすいのだそうです。私は立派なアルコール依存症予備軍です。昔は毎日浴びる様に飲んでいました。しかし、私は助かりました。その方法を、ぜひ今日は学んで帰って下さい。 その予防こそが、社会とアルコール依存症が分かり合う切っ掛けになったらいいなと思います。 それが私の望む、アルコール依存症の親を作らない事に繋がり、アルコール依存症を持つ家族が増えない事で、社会の平和に繋がる事を祈っております。悲しい子供が増えない様に、アルコール依存症の方も、そうでない方も、長時間になりますが、ぜひ最後までお付き合いください。

皆様にとって今日がよい一日となります様に願っております。

   

【うづめトーク】

うづめトークは、アメブロのアメンバー限定で公開しました。よろしくお願いしますm(_ _)m

《利他1000カノン》のうづめトーク

カノン上映会実行委員会  

カノン上映会実行委員会

このうづめトークは【『利他の心』で集う1000人!カノン上映会(利他1000カノン)】の中で事前に書いた原稿をそのまま読みました。

カノン上映会実行委員会   
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