毎年、立命館大学大阪いばらきキャンパス内で行って参りましたカノン上映会ですが、今年はコロナで立命館が借りられず困っていました。
そんな時に、7月の大阪都知事の発表で、万博公園ドライブインシアターの発表がありました。
10月末までの措置、最終日曜日の10月25日を申請してみたら、借りられて驚きました!
急いで準備しています。
お車一台につき、無料チケットを一枚お求め下さい。
お申込みは(https://www.kokuchpro.com/event/rita_kanon20/)こちらからお願いします
申込時に、お車に何人乗るかアンケートにお答えください。
※会場へ入場する際に、スマホ画面に『自動返信メール』か『リマインダーメール』を係員へご提示頂きますので、返信メールかリマインダーメールを保存しておいてください。
※返信メールが届かない場合は、迷惑メールをご確認下さい。
今年はコロナで自粛期間中にお酒の一人飲みが流行りました。
コロナの今だからこそ、アルコール依存症を予防するイベントを行いたい!
映画『カノン』を通して、一緒にアルコール依存症について考えませんか?
このイベントは、『断酒』に拘らないアルコール依存症の啓発活動です。
断酒会へ家族の立場で50回以上参加して、『依存症になると思って依存症になった人は一人もいないんだなあ』と思いました。
アルコール依存症になる前に『断酒』が出来たら依存症にはなりません。
しかし、自分が依存症になる訳がないと思っているから、『断酒』せずに依存症になるんだと思いました。
だから、アルコール依存症になる前に『適度な飲酒』が出来たら依存症にならないのではないか?
そういう理由から、断酒に拘らないイベントを開催します。
アルコール依存症をテーマに描いた映画『カノン』を通して、アルコール依存症を予防するイベントをします!
▼2分程度の予告編です。ぜひご覧ください。
映画の内容
祖母の葬儀で久しぶりに会った三姉妹は、遺書を開き、驚きの事実を知る。
── 許して下さい。あなた達のお母さんは生きています ──
母・美津子は、姉妹がまだ幼かったころ、父の死をきっかけに酒に溺れ、一人離れて暮らしていた。姉妹は祖母に引き取られ、母は亡くなったと聞かされていたのだ。 その母が生きている……。
長年の飲酒が原因のアルコール性認知症を患い、娘たちを思い出せずにいる母の姿に、姉妹は衝撃を受け止めきれないまま、それぞれの日常に戻る。
職場や家庭では溌剌と振る舞う三姉妹だが、心の奥には母から受けた長年の傷が残っていた。 そんな中、施設の部屋にあった、母が宝物のように大事にしているオルゴール。 蓋を開けると、パッヘルベルのカノンが流れ出す。それは幸せだった頃、母が教え、姉妹が連弾した想い出の曲。 あの時の曲を、母はまだ憶えている……姉妹は母の過去を探る旅に出る。
母はどんな理由で我が子のもとを去り、どんな思いで生きてきたのか? 祖母はなぜ姉妹に嘘をついたのか?
彼女たちが真実に辿り着いた時、 「カノン」のピアノ三重奏が再び響き渡る 眩しい光の中で──
皆様、映画「カノン」の監督の雑賀俊朗です。
海外でいろいろな賞を頂いてから2年が経ちましたが、未だに日本各地で上映が続いている事に驚き、嬉しく思っております。
そして、本当に変わらず応援していただいているすべての方に感謝いたします。
また、新しく「カノン」を鑑賞した方から、感動のメッセージが届くたびに、この作品のテーマが、激しくかわりつつある今の時代に左右されない普遍的な物語であり、「あなたの物語」である事を実感しております。
そしてこれからも、映画「カノン」鑑賞した人がもっと増え、明日への勇気、家族への愛情、苦難を乗り越える強い気持ちを感じていただき、皆様の心や人生が豊かになる事を切に祈っております。
私は看護師で、以前”アルコール依存症病棟(男性病棟)”に勤務していたことがあります。患者さんたちは30~60歳代中心で、気さくで優しい人たちが多かったことを覚えています。入院当初は身体的に悪い状態であることが多いのですが、内科的な治療を1週間もすると大体の人たちは、外見は元気になったように見えました。
治療はアルコールプログラムに沿って行われ、そこには自助グループ(AAなど)への参加もありました。病院で雑種の犬を飼っていて、その子の散歩もアルコール患者さんたちがしていました。山歩きも畑の作業も一緒にしました。患者さんたちは真面目で、いろいろなことが上手でした。
だから、この人たちがなぜアルコールに依存しなければならなかったのだろうと不思議だったのです。
でも、家族のいない人、誰も面会に来ない人、仕事を無くした人、財産を失った人...そういう人たちが何人もいました。そして、作業の合間や静かな夕暮れなどに、これまでの人生をちょっと自慢気に語ってくれるのでした。そうか。社長だったんだ。有能なサラリーマンだったんだ。学校の先生だったんだ。などなど。だから、ますます、なぜ?という疑問がつのったのでした。
しかし、妙に納得してしまう時がありました。それは、笑いながら退院していった人たちが、数か月後に見る影もなく再入院して来た時です。そうなのでした。
その人たちは、社会では辛かったのです。
どうにか今度こそは、と社会復帰したら、自分自身や社会の問題が大きなストレスとなってのしかかってきたのでしょう。
だから、病棟のスタッフはさりげなく迎えました。がんばったよね、と心で伝えながら・・・
・・・・・・・・・
この経験から、私は医療従事者として「カノン」上映会の活動を助けたいと思いました。
今回も、大阪万博ドライブ・イン・シアターで、コロナ対策をして、皆様をお待ちしています。
ゆず拝
長谷川昭 立命館大学大阪いばらきキャンパス OIC研究機構「稲盛経営哲学研究センター」研究員 立命館小学校 学校長 立命館小学校で、稲盛哲学の『利他の心』を道徳の授業に取り入れた先生です。2017年の一年間、道徳の授業を一般にも無料で公開イベントをしていました。 カノン上映会実行委員会は、長谷川先生のイベントに参加した延長線上で立ち上がりました。
横光健吾特任助教(立命館大学総合心理学部)は、公認心理士・臨床心理士で、アルコールなどの嗜好品が人々の生活にもたらす心理学的な役割について研究を行っている。依存症のメカニズム解明や臨床心理学的介入研究について、複数の論文を上梓している。ギャンブル依存症やゲーム依存症が専門。
2019年2月よりアルコール依存症を予防する『利他カフェ』を毎月協力してくれている先生です。
□開催日程 | 2020年10月 25日(日) |
□開催時間 | 17:30開場 18:30~21:30
【スケジュール】 17:30 開場 18:30 挨拶、説明 18:40 講演(利他の心・依存症) 19:10 映画『カノン』上映 21:15 家族の話・終わりの挨拶 21:30 閉会 ※スケジュールは当日の状況により変更する場合もございます。 |
□参加資格 | ※車一台につき、一枚のチケットをお求めください。
※申込時に、お車に何人乗るかアンケートにお答えください。 |
□注意事項 | ※お車から出る際には、マスクの着用をお願いします。
※会場は喫煙スペースがありません。副流煙対策のためタバコは車の窓を閉めた状態でお願い致します。 ※ゴミは必ずお持ち帰りください。コロナ対策のためゴミ箱がありません。 |
□開催場所 | 大阪万博公園お祭り広場
※ 詳しくはhttps://www.expo70-park.jp/info/40545/をご覧下さい |
□参加費 | 無料(大阪万博記念公園の入園料が別途必要な場合があります) |
□募集人数 | 車50台(車に何人乗っていてもOK) |
□申込方法 | このページの申込ボタンを押してお申し込み下さい。
車一台につき一枚のチケットをお求め下さい。 |
□入場時の注意 | ※入場前になるべくお手洗いをお済ませ下さい。
※イベントのスタートと同時に入り口が閉まります。途中入退場は出来ません。 ※お祭り広場までの道が分かり辛い可能性がありますので、お早目のご来場ください。 ※会場へ入場する際に、スマホ画面に『自動返信メール』か『リマインダーメール』を係員へご提示ください。 ※ 駐車場の誘導係に従って車を停めて下さい。 |
□お問合せ | 質問などのお問合わせはritakano2020@gmail.com |
□主 催 | カノン上映会実行委員会 |
□協 力 | 立命館大学OIC総合研究機構 稲盛経営哲学研究センター 教育実践研究部門 RITA LABO
横光健吾先生 サーフエンターテイメント |
大阪万博公園お祭り広場
※ 詳しくはhttps://www.expo70-park.jp/info/40545/をご覧下さい
私は、見た目では分からないと思いますが、言語能力が低く、人との会話で勘違いをよくします。
カノン上映会実行委員会の話し合いでも、勘違いだらけです。
スタッフとも意見が食い違っている事がよくあります。
他の人は理解しているのに、私だけ分からない事は、小さい頃からよくありました。
私の言葉は分かって貰えない事が沢山ありました。
しかし、それは相手は何も悪くなくて、私の問題でした。
あまり話をしない様に殻に閉じこもっていた事もあります。今でもそういう時があります。
しかし、私は”稲盛哲学”の「例え能力が低くても、考え方が善ければ必ず成功する!」という言葉を聞いた時に、その言葉が本当なら試してみたいという衝撃を受けました。
そして、イベントを始めました。
そんな時に、私の人生に似ている映画『カノン』を見ました。そして、この映画には、親の酒害で苦しんだ人が、自分の人生を自分自身のものとして生きるヒントが沢山入っていると思いました。
それで、この映画の上映会をやりたいと思いました。
はじめは30人限定の小さな上映会でしたが、3年でドライブインシアターにたどり着きました。
ドライブインシアターでやりたいと思いましたけど、いざとなると、経験不足から出来ないんじゃないかと不安になりました。それでも、私は『考え方が善ければ成功する』なら、ドライブインシアターで上映会をやってみたいと思いました。
もし、やらなかったら後悔する・・・なので、出来る事は何でもしてみたいと思いました。
私の行動は、正しいのか正しくないのか?
小学生でも分る様なレベルで行動しています。
正しくない時もあるけど、正しく考えようと努力しています。
いつだって、弱虫な心が出て来て、私には出来ないと思ってしまいます。
私だけでは出来ないけど、周りの仲間と一緒なら出来る事が増える。
だから、それも信じて、私の能力は低いけど、頼りないけど、挑戦させて頂きたいと思っております。
カノン上映実行委員会 会長 斉藤うづめ
映画『カノン』の上映を通して、アルコール依存症を予防する事を目的にした会を実行するために始まった市民活動の団体です。
ホームページ http://yoshikoubou.jp/kanon/index.htm
稲盛経営哲学研究センターは、京セラおよび第二電電(現:KDDI)の創業者である稲盛和夫氏の「利他の心」をベースとした経営哲学の「普遍化」「一般化」を図るために様々な学問分野のアプローチにより研究するとともに、その体得につながる教育プログラムの開発を行い、これらの成果を世界に発信することにより、人類・社会の進歩発展に貢献することをめざします。
RITA LABOは、稲盛経営哲学研究センターの教育実践研究部門です。生きる力や社会とのつながりを育む教育プログラムの開発、利他や教育をテーマにした対話の場の開催など、 アカデミックな研究と社会をつなぐ窓口として、市民参加型の開かれたLABOとなることをめざします。
稲盛経営哲学研究センター ホームページ http://www.ritsumei.ac.jp/research/riprc/
RITA LABO ホームページ http://www.ritalabo.jp
RITA LABO Facebookページ https://www.facebook.com/723901301049189/
公認心理士・臨床心理士で、アルコールなどの嗜好品が人々の生活にもたらす心理学的な役割について研究を行っている。依存症のメカニズム解明や臨床心理学的介入研究について、複数の論文を上梓している。ギャンブル依存症やゲーム依存症が専門。
http://www.ritsumei.ac.jp/psy/teacher/yokomitsu
映画『カノン』や『リトル・マエストラ』等、脚本から製作する事に拘りのある映像制作会社
http://surf-entertainment.com/