この事業は、令和2年度大阪府福祉基金地域福祉振興助成金の交付を受けて実施させて頂きました。助成金へ寄附をして下さった方に感謝いたします
実は、2021年2月まで、コロナ禍でカノン上映会を開催するか大変迷っていました。
しかし、アルコール依存症の親に育てられた子供の立場の方(2人)から「カノンをぜひ見たい」という声を聴いたので、コロナ感染予防に気を付けながら開催する事にしました。
2月になってから開催を決めたのでバタバタしましたが、密を避けて定員半数の10名限定で、3月21日に開催しました。
コロナ禍での開催でしたが、少人数でしたので数週間で定員に達した事に驚きました。
当日は2名のキャンセルがありましたが、開催出来た事に感謝いたします。
部屋に画面はありましたが、ブルーレイの機材が無かったので、スタッフが準備してくれました。
小さな会でしたけど、心のこもったイベントが出来ました。
そして、突然の開催でもどこかで聞きつけて参加して下さった参加者様や、講演を引き受けて下さった横光先生や鎌田氏、それから、運営して下さったスタッフに感謝いたします。
本当にありがとうございました。
アルコール依存症の親に育てられた子供の立場の人が、アルコール依存症にならない活動が出来る様にこれからも頑張ります。
▼映画『カノン』上映
▼2分程度の予告編です。ぜひご覧ください。
映画の内容
祖母の葬儀で久しぶりに会った三姉妹は、遺書を開き、驚きの事実を知る。
── 許して下さい。あなた達のお母さんは生きています ──
母・美津子は、姉妹がまだ幼かったころ、父の死をきっかけに酒に溺れ、一人離れて暮らしていた。姉妹は祖母に引き取られ、母は亡くなったと聞かされていたのだ。 その母が生きている……。
長年の飲酒が原因のアルコール性認知症を患い、娘たちを思い出せずにいる母の姿に、姉妹は衝撃を受け止めきれないまま、それぞれの日常に戻る。
職場や家庭では溌剌と振る舞う三姉妹だが、心の奥には母から受けた長年の傷が残っていた。 そんな中、施設の部屋にあった、母が宝物のように大事にしているオルゴール。 蓋を開けると、パッヘルベルのカノンが流れ出す。それは幸せだった頃、母が教え、姉妹が連弾した想い出の曲。 あの時の曲を、母はまだ憶えている……姉妹は母の過去を探る旅に出る。
母はどんな理由で我が子のもとを去り、どんな思いで生きてきたのか? 祖母はなぜ姉妹に嘘をついたのか?
彼女たちが真実に辿り着いた時、 「カノン」のピアノ三重奏が再び響き渡る 眩しい光の中で──
今年はコロナで自粛期間中にお酒の一人飲みが流行りました。
コロナの今だからこそ、アルコール依存症を予防するイベントを行いたい!
映画『カノン』を通して、一緒にアルコール依存症について考えませんか?
このイベントは、『断酒』に拘らないアルコール依存症の啓発活動です。
断酒会へ家族の立場で70回以上参加して、『依存症になると思って依存症になった人は一人もいないんだなあ』と思いました。
アルコール依存症になる前に『断酒』が出来たら依存症にはなりません。
しかし、自分が依存症になる訳がないと思っているから、『断酒』せずに依存症になるんだと思いました。
だから、アルコール依存症になる前に『適度な飲酒』が出来たら依存症にならないのではないか?
そういう理由から、断酒に拘らないイベントを開催します。
アルコール依存症をテーマに描いた映画『カノン』を通して、アルコール依存症を予防するイベントをします!
横光健吾特任助教(2021年3月21日当時は立命館大学総合心理学部・2021年4月現在は川崎医療福祉大学医療福祉学部)は、公認心理師・臨床心理士で、アルコールなどの嗜好品が人々の生活にもたらす心理学的な役割について研究を行っている。依存症のメカニズム解明や臨床心理学的介入研究について、複数の論文を上梓している。ギャンブル依存症やゲーム依存症が専門。
2019年2月よりアルコール依存症を予防する『利他カフェ』を毎月協力してくれている先生です。
□開催日程 | 2021年 3月 21日(日) |
□開催時間 | 13:00開場 13:15~16:00
《内容》 講師:依存症専門の先生 映画カノン上映 家族の話 |
□参加資格 | どちら様も参加出来ます。 |
□注意事項 | ※手洗い、消毒、検温、マスクの着用をお願いします。
※会場は喫煙スペースがありません。 |
□開催場所 | 大阪産業創造館
※ 詳しくはhttps://www.sansokan.jp/をご覧下さい。 |
□参加費 | 無料 |
□募集人数 | 先着10名 |
□申込方法 | 【満員御礼】お申込みを締め切りました |
□入場時の注意 | ※入場前になるべくお手洗いをお済ませ下さい。 |
□お問合せ | 質問などのお問合わせはritakano2020@gmail.com |
□主 催 | カノン上映会実行委員会 |
□協 力 | 横光健吾先生
サーフエンターテイメント |
□助成金 | この事業は、令和2年度大阪府福祉基金地域福祉振興助成金の交付を受けて実施させて頂きます。 |
映画『カノン』の上映を通して、アルコール依存症を予防する事を目的にした会を実行するために始まった市民活動の団体です。
ホームページ http://yoshikoubou.jp/kanon/index.htm
公認心理師・臨床心理士で、アルコールなどの嗜好品が人々の生活にもたらす心理学的な役割について研究を行っている。依存症のメカニズム解明や臨床心理学的介入研究について、複数の論文を上梓している。ギャンブル依存症やゲーム依存症が専門。
映画『カノン』や『リトル・マエストラ』等、脚本から製作する事に拘りのある映像制作会社
http://surf-entertainment.com/
この事業は、令和2年度大阪府福祉基金地域福祉振興助成金の交付を受けて実施させて頂きます。