猫捨てちゃった事件

猫捨てちゃった事件

どんな闇もいつか必ず晴れますとも!

『この世は全て愛で出来ている!』


これは、14歳当時の私の絶望的な体験でした。

14歳の時に私の父と母が別れて、母が兄と私を連れて長野へ引っ越しました。

その時に、私が大事に飼っていた猫を私が捨てる事になりました。


これを去年の7月に思い出した時は「こんなもん想い出して何になるんだ。」と、心が砕けそうになりました。

世界で1番の信頼出来ない人間は、愛する猫を捨てたこの私じゃないか!

同時に私は猫と一緒に私の心を捨てたという事に気付きました。


思い出した時は、耐えられずに何度も逃げようとしました。

しかし、「14歳の時に猫と一緒に自分を捨ててしまった様に、今また同じ事をしてはいけない!」と思いました。

そこで、今もしも14歳で、猫を捨てる場面だったら、今の私ならどうするか?を考えました。


ここ大事です!

『今回は絶対乗り越えるんだ!』

という強い意志!を持つと誓いました。

「乗り越える乗り越える乗り越える!」を連呼していたらイメージが浮かびました。

『現実的には猫を捨てたんだけど、心の中では捨ててない!ずっと愛して行くし、大切に思って行く!だから、お互い幸せに生きていこうね!』

って別れればいいんだ!と思いました。


その瞬間です。

猫を捨てた私は世界一信頼出来ない奴だと思ってたんだけど、私は今までもずっと猫を愛していたと気付きました。


そしたら、身が震えました!


私が心の中では猫を捨ててなかった様に、私が14歳の時に居なくなった父も私を捨ててない。私は父に捨てられていない。 愛されているし、愛している。

『この世は全て愛で出来ている!』

これを、私の猫が教えてくれたと思いました。


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この【猫捨てちゃった事件】は、去年の『利他の心』で集う100人対話で私がお話した一部です。

カノン上映会のイベントページにこういう形で繋がるとは、面白いなあと思います。

どんな闇もいつか必ず晴れますとも!

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